日本はFXの円上昇によってGDP低成長期に入りました

日本のGDP(物価変動を調整していない名目ベース)の推移とFXのドル/円相場を比べたものを見ると分かりますが、GDPの成長と円の上昇が同じようなラインを描いています。

オイルショック以降は安定成長期に入り、1974年度からバブル経済の崩壊が始まる直前の89年度までのGDP成長率の平均は3.6%。

この間、日本では徹底したコスト削減によって輸出型企業が強い国際競争力をつけましたが、対米輸出の増加が貿易摩擦をもたらし、プラザ合意を機に急激な円高へと向かいます。

1990年のバブル経済崩壊後は長期にわたる不況に入り、1991~2008年度までのGDP平均成長率はたったの1.0%でした。

TAMURA式ワンミニFX

このように、長期でみると日本は着実に経済成長を遂げています。1971年に1ドル=360円だったドル/円レートが、2009年現在では100円前後と3倍以上、円の価値が高くなっています。

日本のGDPは1990年代半ばから500兆円前後で頭打ちになり、それとともにFXのドル/円相場も横ばいになりました。日本はGDP低成長期に入り、米国を追い上げる状況ではなくなったのです。


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