2014年2月アーカイブ

年金資金を株式投資で運用しているファンドマネジャーの1日を紹介してみましょう。

ファンドマネジャーの朝は早く、午前7時30分から8時頃には会社に出社します。出勤途中の電車の中で、その日の朝刊に目を通します。

机に着いたら、パソコンや情報端末(投資情報を提供する会社とつながっている)のスイッチを入れ、新聞やインターネット、情報提供会社からの情報に目を通し、今日の株式や債券相場に影響を与えるようなニュースがあるかどうか調べます。

8時15分頃から、ファンドマネジャーやポートフォリオマネジャーなど運用担当者が集まってミーティングを行います。ミーティングでは、主に、特定のニュースが株式相場にどの程度影響を与えるかなどの情報交換を行います。


また、格付の変更があった債券などについても報告します。

取引所が始まる午前9時には自らの机について、株式相場を観察します。必要があれば売買を行いますが、年金資金は長期の運用ですから、日々の相場変動に一喜一憂し、売買をひんぱんに行うことはやりません。

基本的には運用計画にもとづいて、運用を行います。売買の注文はファンドマネジャーが直接証券会社に発注することもありますが、売買注文を運用会社で取りまとめて、証券会社に発注することが多いようです(証券会社と手数料の交渉がし易い)。

運用会社にとって、売買コスト(手数料など)を下げることも重要です。

昼休みをはさんで、夕方3時頃までは相場をみながら、運用を行います。それ以降は、投資対象として興味がある会社などに企業訪問し、会社の経営方針や経営状況をヒアリングしたりします。

運用報告書作成時期には深夜の帰宅もありますが、通常は夜7時~8時頃には仕事を終えるようです。